こんにちは、marimyです。
絵が好きとかいいながら美術館とかほぼ行ったことのない私ですが、たまたま大阪に行った際に開催していて飛び入り?で観覧してきた美術展があります。…絵ではないですけど。
木×仏像(きとぶつぞう)飛鳥仏から円空へ日本の木彫仏1000年(2017年)
たまたま天王寺に行った際にあべちか(?)でポスターが貼られているのを見てそのまま観覧しに行きました。
その時にポスターを飾っていたのが宝誌和尚立像です。
そのお顔がドーンとポスターを飾っていました。
こう言っていいのか、不快に思われる方がいたらすみません。
とてもインパクトのあるお顔をした仏像ですこしグロテスクに感じるかもしれません。
顔が真ん中から裂け、その間からもう一つ顔が覗く変わった仏像です。
一度みたら忘れられないんじゃないかなぁと思います。
宝誌和尚とは昔の中国の高僧で、この像は画家がその姿を描こうとした際に、私の本当の姿を描くといいとか言って爪で額を裂くと中から十一面観音の顔が現れた、といった感じの伝説が基になっているようです。
私はこの仏像の事を、この大阪に行く少し前テレビで見て知ったと思います。テレビで見てとても印象に残っていて、それでポスターを見て実物見れるんだとテンションあがったのを覚えています。
テレビで見た際には、この僧侶の中から観音様が覗いている姿が、
人は誰もがその身のうちに仏を持っている
ということを表している、とかいうようなことを言っていたのが印象に残っています。実物は少し荒々しい彫りでとても力強く感じました。
これを書きながら、ネットでほかの方の感想とか見ていると、宝誌和尚立像の背後下部には丸い穴が開いているそうです。
…背中に穴?
確かにどの仏像もぐるっと後ろからも見れるようになっていたとは思いますが…
穴?
まったく記憶にありません…お顔の印象にばかり気をとられていたみたいです。
ああ、もう一度見たい!
宝誌和尚立像は西往寺所蔵、京都国立博物館預かりだそうです。何度か展示された事があるそうですが。今も展示されたりしてるんでしょうか?
この記事はふとこの立像のことが浮かんだので記事にしてみました。
そういえばと懐かしくなって記事を書き始めたんですが昨年のことだったんですね。
自分的にはもう何年も前のことのように感じていました。